中小企業が知らないと損をする商工会新着ニュース

補助金・助成金

29年度補正予算の概要が発表されました。

<小規模事業者持続化補助金>

小規模事業者が、商工会・商工会議所と一体となって経営計画を作成し、販路開拓に取り組む費用を支援します。
賃上げ等の従業者の処遇改善を実施する事業者について補助上限額を増額
事業承継に向けた取組、生産性向上に向けた取組を実施する事業者を重点支援

補 助 率:2/3
補助上限額:50万円、 100万円 (賃上げ、海外展開、買物弱者対策等)、500万円(将来の事業承継を見据えた共同設備投資等)


さて、具体的にはどうなるか楽しみです。

<IT導入補助金>
中小企業等の生産性向上を実現するため、バックオフィス業務等の効率化や新たな顧客獲得等の付加価値向上(売上向上)のためにIT導入支援
(補助額:15万円~50万円、補助率:1/2)。

想定する主なITのイメージ
① 簡易税務・会計処理
② POSマーケティング
③ 簡易決済
④ 在庫・仕入れ管理
⑤ 顧客情報管理・分析 等

大きな変更は
ITツールを導入後の成果(労働生産性の向上率等)の国への報告を義務化
これは頭に入れておくことが重要です。
ものづくり補助金のような報告が発生するようです。

<ものづくり補助金>
ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業
今回は3パターンです。

1.企業間データ活用型(補助上限額:1,000万円/者※、補助率2/3)
【新】複数の中小企業・小規模事業者が、事業者間でデータ・情報を共有し、連携体全体として新たな付加価値の創造や生産性の向上を図るプロジェクトを支援します。

さて、どういうものになるのか公表を待ちましょう。


2.一般型(補助上限額:1,000万円、補助率1/2)※
従来型ですね。


3.小規模型(補助上限額:500万円、補助率:小規模事業者2/3、
その他1/2)
小規模事業者には狙い目です。
持続化補助金との兼ね合いを考えましょう。

【新】専門家を活用する場合 補助上限額30万円アップ(1~3共通)

「認定支援機関の全面バックアップを得た事業を行う」という文言が入りました。
さて、これがどういうことになるのか?
リサーチが必要ですね。