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Home » 茶屋町の偉人「磯崎眠亀」 » 第三章 安い畳表をつくろう第三章 安い畳表をつくろう
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やがて時代は明治となり、古い時代から新しい時代へと激しく変わっていきました。政治が変わっただけでなく、産業界にも大きな変わり方が表われてきました。特に岡山県に関係したものでは畳表の売れ行きが急に落ち、畳表を作ることを止める人がふえてきたことです。 もともと畳表は武士階級に買われていたものですが、かれらの身分がなくなり金にも不自由をするというようになったのが原因です。 「地場産業が亡んでいくのを見過ごすわけにはいかぬ。畳表が売れなくなったのは値段が高いからだ。だれにでも買えるような安い畳表を作ろう。今は二人織のはた(機)だ。これをひとりで織れるようにすればひとり分の賃金だけ安くなるはずだ。」 こう考えた与三郎はその日から研究に取り掛り、苦心の末ひとり織りの畳表織機を作りあげました。 |
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